良いスーツというのは一目見てわかります。 生地に艶や風合いがあり、そしてその着ている人の体型に合っている。 良いスーツ着てるなーと思ったら、それは間違いなくオーダーで作っている物だと思います。 むしろ、良い生地であってオーダーなのに人から良いスーツと思われないのであれば、それは悲しいですね。 そして、本題です。 良いスーツを着ているという事は、それだけでその人を語ります。 オーダーで作る際には、生地であったり、スーツのスタイルであったり、様々な選択肢の中から選んでいきます。 そうすると自ずとその人の好みが反映されます。 その反映された物に対して、他者が良い物だと思えば、それはその人の事を褒めているのと同義語にもなります。 高級であれば良い訳ではありません。良いスーツである必要があるのです。 そこにはやはりセンスや個性が必要となってきます。 また、相手が良いスーツを着ていた場合、 『良いスーツ着てますね』 この声をかけることが出来れば、「この人は良い物をわかっている人だな」と認識してくれます。 そうやってお互いの利潤の中で会話が成立していくと新しいステップが見いだせるかもしれません。 私は銀座 山形屋で作っています。 オーダースーツ界の中では中堅どころでしょうが、生地が豊富なのでここにしています。 だいたい3ピースで16万円ほどかと思います。
もちろんプライベートでは一切着ません。 完全仕事用です。 そしてこの仕事用だけと割り切れるからこそ、しっかりとして物を選べます。 良いスーツを着ていて失敗だと思った事は一度もありません。 それくらいスーツは仕事を助けてくれます。
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