飲食店は誰でも起業できる仕事と言っても良いと思います。 小さなお店なら1,000万円あれば起業できます。 この金額ならある程度の与信のある人なら銀行も貸してくれるでしょう。 この飲食店を3年以上続けるとなると話が変わってきます。 3年以内の閉業率は70%です。 飲食店を黒字化するためには並大抵の努力では足りません。 ましてや僕みたいな外部コンサルに頼んだところで関の山です。 みなさん、外部コンサルの言うことには騙されないでくださいね。 ではなぜ僕みたいな職種が成り立つかと言うと、それは答えを知っているからです。 何を積み上げれば成功して、何を省けば失敗するのか。その答えを知っています。 じゃあその答えを教えてよ!ってことで下に続きます。 まずは人です。その店舗に命をかけられる人を5坪あたり1人用意します。 19坪までは3人いれば良いでしょう。 これさえ揃えばほぼ確実に上手く行きます。 そこに適切な機材と資材、そしてプロモーション。これがあれば完璧です。 メニュー表とか細々したものは酒屋さんやビールメーカーが用意してくれます。 前に一度、新規案件として焼き鳥屋さんから英語と韓国語と中国語のメニューを作りたいという依頼を受けたことがあり、店舗に伺って「これはビールメーカーに言えば作ってくれますよ」とアドバイスをして終了したことがあります。これでお金をもらう訳にはいきませんがお役に立てただけでも良かったです。 逆に一番上手く行かないパターンを紹介します。 それは、まとまったお金を持った飲食未経験のオーナーさんがどこかの料理人を捕まえて店長にし給料は月30万円+歩合。オーナーさんは自分のお店なので自分の飲食代は払わない。次第に赤字が続き、オーナーさんが自分の感覚でメニューや内装をあれこれいじくり回す。これをやると大体1年で店長がお金を持って逃げます。 店長クラスには最低でも40万円は払う必要があります。 40万円払っても痛くない人を見つけられるか。それが重要でもあります。 人が揃えば成功する。こんなことを言ってしまえば元も子もありませんが事実です。 この、人を揃えるための仕組みづくりやモチベーションの上げ方を知っていることが何よりも大切であり、この答えを知っている外部コンサルであれば一緒の仕事をしても問題ないと思います。
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